2009年06月17日

チクシュルーブ・クレーター

チクシュルーブ・クレーター(またはチチュルブ・クレーター、英語: Chicxulub crater)は、メキシコのユカタン半島にある小惑星衝突跡。この衝突が恐竜の絶滅の原因の一つと考えられている。

クレーターは地下約1000mに埋没している。中央のドームは約180km、クレーターの直径は約300km。衝突した小惑星の大きさは、直径約10km程度で、衝突時のエネルギーはTNT火薬相当で80Tt(広島型原爆が15kt程度なので、その50億倍程度)を超えたと推定されている。

1977年、ウォルター・アルヴァレスがイタリアの約6000万年前の地層でK-T境界を発見。K-T境界は世界各地でその後発見されるが、この地層を境に恐竜を始めとして発見される化石の種類が激変することが分かった。また、K-T境界では多量のイリジウムが含まれ、小惑星の衝突によってK-T層ができたという説が浮上した。

この説が登場すると衝突跡を探す研究者が増えた。1990年代初頭にアリゾナ大学の大学院生であったヒルデブランドがハイチの山地で、K-T層に含まれ惑星衝突時の巨大津波で運ばれたと推定できる岩石を発見する。これらの岩石は特にカリブ沿岸に集中していた。ヒルデブランドと彼の教官のボイントンは研究成果を出版する。しかしカリブ海には肝心のクレーターを発見することはできなかった。

この話に興味を持ったヒューストン・クロニクルの記者カルロス・ビヤーズはヒルデブランドに連絡をとり、1978年にグレン・ペンフィールドがユカタン半島で発見したクレーターがK-T層を形成したときに出来た小惑星の衝突跡ではないかという話をした。
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1978年当時、ペンフィールドはメキシコ国営石油で油田発見のため地磁気の調査を行っていた。ペンフィールドは磁気データが綺麗な弧を描いていることに気付いた。そこで彼は、ユカタン半島付近の重力分布データを地図に起こした。するとチクシュルーブ(Chicxulub)の村を中心として円を描いていることに気付く。このことを発表するが大きな関心事になることは無かった。

ペンフィールドは諦めずにいた。彼は1951年から続いていた付近のメキシコ国営石油の採掘井戸の1300m付近からイリジウムを含む安山岩がでることを知っており、これがクレーター跡の証拠と考えていた。しかし同様の岩石は火山活動でも作られることが知られており、惑星衝突の証拠として長い間否定的に見られていた。

ヒルデブランドは、ペンフィールドとコンタクトを取り、油田から出た岩石とヒルデブランドの発見した岩石と比較を行い、サンプルはほぼ小惑星の衝突で出来た物と推定された。

2009年05月31日

縊死(いし)とは死因の一つで

頸部を圧迫されることで呼吸や血流が阻害され、脳や臓器に回復不能な負担がかかることによって死亡すること。

頸部を垂直に圧迫し、気管を閉塞させることで呼吸が出来ないようにし、死に至らしめるもの。手を使っての方法を特に扼殺という。実際には完全に意識を失うまで数秒?5分程度を要し、個人差はあるが、絶命にはさらに5?10分程度を圧迫し続ける必要がある。ドラマなどの中で、わずか数秒程度の頸部圧迫で殺害する場面をよく見かけるが、これは誤りで、数秒の圧迫では、ただ失神するだけである。

頸部を斜めに圧迫すると、頸部大動脈(頸動脈と椎骨動脈)、気管などが強く圧迫され、窒息状態となる。これらにより、血液が脳に供給されなくなり、中枢の機能が停止し絶命に至る。多くの場合、自殺に用いられる。
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絞首刑における首吊りは、絞首台を使用し、高所より落下するエネルギーを用い、その衝撃で頚椎損傷などを起こし、即、意識を失い、確実に死に至らしめる。また頚骨骨折で即死する場合もある。ラットやマウスの殺処分方法である頚椎脱臼と理屈は同じである。通常の首吊りの場合でも、頚動脈洞(頸動脈洞)が圧迫されるため、頚動脈洞反射(頸動脈洞反射)によって急激に血圧が低下し、痛みも苦しみもなく、平均で約7秒で意識喪失にいたる。この頸動脈洞反射が起きるため、首吊りは安楽な自殺方法だと言われる。『完全自殺マニュアル』では、「身も蓋もない結論を言ってしまうようだが、首吊り以上に安楽で確実で、そして手軽に自殺できる手段はない。他の方法なんか考える必要はない。」と書かれている。 さらに首吊り自体が苦しくない典拠としては「首吊り芸人」というものがあり、これはサーカスなどで芸人がゆっくりと首を吊ってみせ意識を失う前に助手に合図して外させる芸で、イギリスでは定番芸だった(首吊り芸人)。 また、ロシアの作家、ドストエフスキーの作品には縊死の描写が多く、『悪霊』で縄の滑りを良くし円滑に縊死するための工夫として縄と首にベットリと石鹸水を塗りつける描写がある。

2009年04月28日

一民族、一国家、一言語の日本

日本は、大和民族が人口の大多数を占める。「一民族、一国家、一言語の日本」の類の発言は政界や言論界で時折語られる見解である。一方で少数民族と言われる集団も少数ながら存在し、それと看做される集団もまた存在する。

前述したように民族国家と関連する民族主義に対する嫌悪感もあり、日本を単一民族国家と呼ぶこと自体を非難する見解が根強く存在する。この場合は少数ながらも存在する非日本民族の存在を指摘して「純粋」な意味では日本は単一民族ではないとの主張が展開される。{要出典項目|一方で人口のほとんどが大和民族である日本は「実質上」の単一民族国家であり「純粋」な定義を適用すれことは詭弁であるとの反論もある。この場合に議論になるのは主としてアイヌの存在および過去にとられた土民同化政策の功罪、琉球文化と大和文化の共通・相違点の是非、および在日朝鮮韓国人の地位問題などである。

実際に日本が単一民族国家(Nation State)の典型であるとの認識は内外で見られる。しかし日本国内で日本を単一民族国家と表現すると少数ではあるが実在する少数民族を軽視(無視)しているとして批判が展開される。ただし「日本は単一民族国家」の類の発言はあくまでも制度や国家に対する言及であるという面もあり、その正当性には議論の余地がある。その点で「日本に異民族は存在しない」や「日本に人種差別の問題は存在しない」の類の発言は明らかに事実と異なる。この場合にアイヌや在日の団体が抗議を表明するのは当然であるといえる。もっとも、「日本に少数民族は存在しない」ことは長く日本政府の公式見解であった。これは後述の中曽根発言の際も行われたもので、国際人権条約で問われている意味での「少数民族」にアイヌは当たらない、との見解を示し、単一民族発言との整合性を取ろうとしていた。

単一民族発言で批判を浴びた著名人は、以下のとおりである。

中曽根康弘 - 1986年9月24日、総理大臣在任中、いわゆる知的水準発言の謝罪会見の際に「アメリカは多民族国家だから教育が容易でなく、黒人、プエルトリコ、メキシカンなどの知的水準がまだ高くない、日本は単一民族国家だから教育が行き届いている」という趣旨の教育に関する発言を行った[2]。アメリカから厳しい批判が起こったがこれは黒人やラテン系の知的水準が低いとの旨は人種差別ともとられかねない発言であるからで、この時点では日本国内での反発は少なかった。ただし、アメリカでの批判には「単一民族社会が複合民族社会より優れているという考え方自体が、最も悪質な人種差別である」との表明が含まれていた。中曽根はその釈明の中で「日本は単一民族だから手が届きやすいという意味だ」および「日本国籍を持つ方々で差別を受けている少数民族はいない」と国会で発言し、この発言が国内からはアイヌ系などから強い反発を受けた。同年10月21日にアイヌのウタリ協会などの団体から「単一民族発言はアイヌ民族の存在を無視するもの」という抗議を受けた。
山崎拓 - 1995年、衆議院議員在任中、「一民族、一国家、一言語の日本の国のあり方がこれほどの国力を作り上げた。日本人が日本人を思いやる気持ちが阪神大震災の救済にも現われている」と発言。
鈴木宗男 - 2001年7月2日、衆議院議員在任中、東京有楽町の日本外国特派員協会での講演にて、「(日本は)一国家、一言語、一民族といっていい。北海道にはアイヌ民族がおりますが、今はまったく同化されておりますから」と発言[3]。北海道ウタリ協会の吉田昇理事から「情けない。アイヌを一番知るはずの地元の鈴木代議士が正気で発言したとは思えない。中曽根康弘首相の単一民族発言から15年たつのに、相変わらずの認識だ」との反撥を受けた[4]。
平沼赳夫 - 2001年7月2日、経済産業大臣在任中、札幌市内で開かれた自民党中川義雄参院議員のセミナーにて「小さな国土に、1億2600万人のレベルの高い単一民族できちんとしまっている国。日本が世界に冠たるもの」と発言[3]。北海道ウタリ協会の阿部ユポ副理事長から「アイヌ民族が先住民族であるという歴史を知らない発言だ。一国の大臣がわざわざアイヌモシリ(人間の大地=北海道)で、こうした発言をするのはアイヌ民族に対する挑戦ではないか」との批判を受けた[4]。
鳥居泰彦 - 2003年2月13日、慶應義塾学事顧問・中央教育審議会会長在任中、衆議院憲法調査会の「基本的人権の保障に関する調査小委員会」の会議に参考人として出席した際、「日本が犯罪率が低いのは単一民族の国だからだ」という趣旨の発言をおこなう。
麻生太郎 - 2005年10月15日、総務大臣在任中、福岡県太宰府市の九州国立博物館開館記念式典の来賓祝辞で「一文化、一文明、一民族、一言語の国は日本のほかにはない」「今は(世界各地で)人種、地域、宗教でいろんな争いが起きている。日本は一国家、一文明、一文化圏で、そういう国はあまりない」と発言。

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伊吹文明 - 2007年2月25日、文部科学大臣在任中、長崎県長与町で開かれた自民党長与支部大会での講演にて「大和民族がずっと日本の国を統治してきたのは歴史的に間違いのない事実。極めて同質的な国」「悠久の歴史の中で、日本は日本人がずっと治めてきた」と発言[7][3]。
中山成彬 - 2008年9月25日、共同通信社など報道各社とのインタビューで「日本は随分内向きな、単一民族といいますかね、あんまり世界と(交流が)ないので内向きになりがち」と発言[8]。この発言が与野党からの非難を受け[9]、同日に「誤解を招く表現であったので撤回します」との声明を発表。

2009年04月12日

宇宙通信

宇宙通信株式会社(うちゅうつうしん、英文社名・Space Communications Corporation)は、かつて存在した電気通信事業者。人工衛星(通信衛星)の開発なども行っていた。

設立当初からほとんどの期間は三菱グループに属していたが、2008年にスカパーJSATグループへ移り、同業のJSAT株式会社、有料放送管理事業者の株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカパー)とともに、株式会社スカパーJSATホールディングスが直接出資している基幹3企業のひとつとなった。

2008年10月1日、スカパーを存続会社として基幹3社が合併、スカパーJSAT株式会社に商号変更したことにより消滅している。
沿革 [編集]
1985年3月22日 - 三菱商事株式会社をはじめとする三菱グループ各社の出資により設立。
1989年5月6日 - 同社初の通信衛星となるSUPERBIRDの第1号機(SUPERBIRD A:初代)打ち上げ。
1990年2月22日 - SUPERBIRD第2号機(SUPERBIRD B:初代)、及び日本放送協会が使用する予定であった放送補完衛星BS-2Xを同時搭載したアリアン4ロケットが、発射直後のエンジン不調により失敗し爆破指令を受ける。日本の衛星通信・放送の発展に悪影響を与えることとなった。以後のSUPERBIRDシリーズは、調達時に1からの番号を付与し、引き受け時にアルファベット付きの名称を命名している。
2001年4月 - 日本デジタル配信株式会社(JDS)及び三菱商事と共同出資し、SUPERBIRD Cを利用してケーブルテレビ局向け配信事業通信「i-HITS」事業を行う株式会社番組配信センター(のちの株式会社アイ・ヒッツ)を設立。
2005年10月1日 - SUPERBIRD通信回線の二次販売を行っていた電気通信事業者の星菱通信株式会社を吸収合併。
2008年1月18日 - アイ・ヒッツ株式をJDSに譲渡し、アイ・ヒッツは同社の連結子会社となる(同年3月、JDSを存続会社として両社が合併)。
2008年3月31日 - スカパーJSAT株式会社(現・株式会社スカパーJSATホールディングス)が、三菱グループなどが保有する宇宙通信株式の97%を取得、スカパーJSATグループへ移る。
2008年8月15日 9機目の衛星、SUPERBIRD-7打ち上げ。宇宙通信として打ち上げに携わる最後の衛星となる。
2008年10月1日 - スカパーJSATホールディングスが三菱商事保有の宇宙通信株3%を取得、宇宙通信は完全子会社化されるとともに、JSAT株式会社、株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズと合併。存続会社の株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズはスカパーJSAT株式会社へ商号変更。

事業所 [編集]
茨城ネットワーク管制センター(茨城県常陸大宮市) - 衛星管制
山口ネットワーク管制センター(山口県山口市) - 同上
テレポートセンター(茨城県常陸大宮市)- 基幹地球局
小山台ゲートウェイ(東京都品川区) - 映像供給元と先述のテレポートセンターとの接続点。東経110度CS放送(SCサテライト放送、及びe2 by スカパー!(現スカパー!e2)のうちシーエス日本)、ケーブルテレビ局向け番組配信(i-HITS)などのストリーム送出を行う。
ネットワークオペレーションセンター - 衛星データ通信の運営拠点

運用していた衛星 [編集]
SUPERBIRD - 自社保有の通信衛星4機(うち1機はJSATとの区分保有機=N-SAT-110)
MBSat - モバイル放送とSKテレコムが区分保有する移動体向け放送衛星1機の管制業務を受託

サイコロ セリクー クイズ ビアンコ ナビ淡竹 チャーイ バッスル グリーン ナルコ スランプ カナメモチ しおで 満月アナタ ジバン フィーバ ジーメン コシア 虹の橋 透明人間 アスキー プラスタ パイプオ ゲスケル 鯉のぼり ガラシ シーリング スイート ハネムーン 北の旅人 ワイファイ スキッド ビンゲン ション マサキ トンキロ レシー サヘル スリット レッシブ ナイス ブローチ フレー リスト ナビメリノ ジャズ フェンス りっさ サード だむら ターゲット

2009年03月28日

トランスジェンダー

トランスジェンダー(英語 Transgender)とは、ラテン語で「乗り越える」や「逆側に行く」を意味する「トランス」と、英語で「性」を意味する「ジェンダー」の合成語である。和訳としては、「性別越境者」「性別移行者」等が考案されているが、まだ定訳と言えるものはない。

性同一性障害を抱えている当事者が、自らのジェンダー・アイデンティティ(性自認)のあり方が精神疾患であるとの差別的ラベリングを忌避するために、1980年代末よりその当事者が自称として用い始めた用語である。(アメリカの女装家、ヴァージニア・プリンスによる造語とされる)。

以前までは、性自認と体の性の不一致に悩んでいる状態 → TV(=トランスベスタイト。異性の服装を身につけることによって性別の違和感を緩和している状態) → TG(=トランスジェンダー。性ホルモン剤の投与で体つきを性自認の性別に近づけ異性装等を行う状態) → TS(トランスセクシュアル。ホルモン投与による体の変化でも悩みの解決がなされず、外科的手術により性器の外観を性自認の性器に近づけ性自認の性で生活する状態)という、体の性別移行の一過程のみを説明する言葉であった。

今日では外科手術(=性別適合手術)まで望まない性同一性障害当事者の存在や、日本国の性同一性障害当事者に対する医療のインフラ整備が遅れていること等の為、このプロセス通り進まない人も大勢存在し、生れながらの性別と異なる性自認の性で生活をする場合、この人達全般を指してトランスジェンダーと呼称するに至っている。

トランスジェンダーの中には、『Xジェンダー』に当てはまる者も存在する。これに当てはまる者を大まかに言えば「両性」や「無性」や「中性」であるが、人の数だけ性自認は多様である。例えばその中には、時に性自認が入れ替わる者や、並行して男女の意識がある者、心が部分的に違う性自認を持つ者、どちらにも属さない又はどちらにも当てはまる者もおり、状態により混乱を覚え男女どちらかに性を限定される事に違和感や苦痛を覚える場合もある。これもまた、「男性」「女性」の身体とは違う性自認を持つ者と同じく、性同一性障害である。

この「トランス」という接頭辞が、“世間においての、「男性」「女性」という二元論的性別観を前提に一方の性別から他方の性別への完全な移行”を表すニュアンスをもつことから、例えば『Xジェンダー』の様な独自の性別(性自認)をもつ者や、社会的制度としての性別(ジェンダー)自体を否定する者は、ジェンダーベンダー(gender bender, 性別をねじ曲げる人)、ジェンダーブレンダー(gender blender, 性別を混合する人)、ジェンダークィア(genderqueer, 既存の性別の枠組みにあてはまらない、または流動的な人)と名乗る場合もある。

尚、“最広義”においては、性同一性障害を抱える者に限らず、祝祭や芸能における一時的な性別越境も含めて、広く生れながらの性別を越境、超越する者すべてを指す場合もある。

バット ジュズダマ はないかり マグカップ しょうぶ ブロックバス ゲンスト マジカ カムアウ 国内山芋 スケーラ ゼロサム テナン ヨルムン こだま NEW世界 スカト オポッ フォーク シャンプー カヤック ネイチャー バイト ゲンタマ クヌギ リドール マット キャンバ ランド スリッパ てのひら ムーラン ヌバック リップミル ハーケン 高原の月 きつきみ ブイアイピ リトアニ キニン 笠だけ レサー モント サンザシ あかさ スダイヤ いたけ ツーピース ワカ フィリピン

2009年03月12日

テイデ山

テイデ(Teide)もしくはピコ・デル・テイデ(Pico del Teide)は、カナリア諸島のテネリフェ島にある、スペイン領内最高峰に当たる火山。テイデ山とその周辺は、「テイデ国立公園」(Parque Nacional del Teide)という面積18900 ha あまりを持つ国立公園になっており、2007年にはユネスコの世界遺産に登録された。

海抜の標高は3718 m で、近海の海底からの高さはおよそ7500 m であり、スペイン領内最高峰であるとともに、大西洋の島にある山としても最高峰である[1]。テネリフェ島それ自体が地球で第三位の規模を持つ火山になっていることから、テネリフェ島は世界第三位の火山島でもある、また、テネリフェは標高も火山島として世界第三位になっている[2]。

噴火を繰り返してきた歴史と人口密集地に近いことから、国際火山学地球内部化学会によって、テイデ山は将来起こりうる自然災害に備えるための緊密な研究が要請される特定16火山(Decade Volcanoes) のひとつに指定されている。

テイデという名前は、グアンチェ族の言葉で「地獄」を意味する「エチェイデ」(echeide)に由来する。実際、現地民にとっては、テイデ山周辺は禁忌の場所と見なされてきた。

最初の頂上到達は、エドマンド・スコーリー卿(Sir Edmund Scory)によって、1582年に達成された。
シェード ロコシ ネオクラ アマウ シブル トラジャ リーデ トーンダ フラット ジャス とうおん スウェット フラッシュ シェル オイデ チッタ ブーティ アサガオ なるこ オクナ ミックス るりこん スミド ベリドット のえいう セジュ カズラ ソフト アンチーク リジン リンネ ビリヤ モノリス ビオラ ダメージ ライアド ピアサ ドーナ てんめん ヌンチャ イザヤ タービン リーチ しょうたく プレー グザグ グルス 三番目 花かんざし リッジ

テイデは現在は活動を休止しているが、歴史上何度も噴火を繰り返してきた。最も直近の噴火は、西斜面の噴出孔から噴火した1909年のものである。歴史上甚大な被害をもたらした噴火は、1704年、1705年、1706年のものである。この時はガランチコ(Garachico)の町と主要港を壊滅させ、ほかの小さな村のいくつかも滅ぼした。1798年にも、甚大な被害をもたらした噴火は起こっている。

およそ15万年前には、記録に残っているものよりも大規模な噴火が起こったとされ、このときに標高2000 m 地点の巨大なカルデラ「ラス・カニャダス」(Las Cañadas)が形成された。このカルデラは、東西15km、南北10km に及ぶものであり、その南部の構造物である「グアハラ」(Guajara)では、絶壁が標高2100m から2715m 地点まで屹立している。標高3718m のテイデ山頂自体も、その兄弟峰である成層火山のピコ・ビエホ(Pico Viejo, 標高3134m)も、ともにカルデラの北半分に位置し、この先史的な噴火に続く一連の噴火で形成されたものである。

植物相
テイデ山は、植物の固有種の多さでも特記される。例としては、エニシダの一種であるテイデエニシダ(Cytisus supranubius, Retama del Teide)、ムラサキ科の一種で 3 mにもなるEchium wildpretii、アラセイトウの一種である Erysimum scoparium などである。火山の中腹部にあたる標高1000 - 2000 m 地域には、カナリーマツ(Pino Canario)の森林が広がっている。

2009年02月24日

恒星間飛行が現実のものとなり

恒星間飛行が現実のものとなり、地球人類と異星人の交流が日常となっている時代。犯罪もその態様を変えていた。地球人が持たない身体能力や、地球文明が及ばない科学技術を用いた犯罪は、もはや地球の警察の処理能力の限界を超えてしまっていた。このような犯罪を取り締まる惑星間組織が、スペシャル・ポリス・デカレンジャー(略称「SPD」)―宇宙警察である。

巨人種異星人によるバスジャックが発生した。犯人は「ホージー」こと戸増宝児率いる宇宙警察地球署の刑事達によって素早く逮捕されたが、処理を終えて戻ってきた刑事達に地球署署長ドギー・クルーガーは先に護送されてきた犯人に対する取り調べの結果、彼が謎の金属を持っており、それは地球に存在しない金属であることが分かったことを伝え、彼は何者かによって運び屋に使われたのだろうと告げていた。
オシロイ ガゼル ラッコ メント ハイジ 坊っちゃん 情報ロー リウム チェック ロビー のりくら サジー ブラスリ ヒーメン サルタ ビエン ルール ユーレ マドロス ビスチェ シャング クノッソス セルモーター バルセロナ ワードパワ リセッショ ギター ヒアリ アーユル 四季の月 ハウス シーズンズ ソング ソグド ファム 歌姫情報 ケロイ ギガス カップル ナビラム ナタデ トライ タキオ コップ すなごけ パフューマー スポンジ プレビ セレク ネフレ

聞き込みに出たホージー達は金属の秘密を知る人物を突き止めるが、目の前で何者かに射殺されてしまう。暗殺犯は大量のメカ人間を放って刑事達の足止めを図るが、突如割り込んだ6輪パトカーのマニピュレーターに捕まってしまう。パトカーから降りた、警察官にあるまじき派手な髪型の男の名は赤座伴番。ドギーの要請で地球署に配属されたばかりの新米刑事であった……。

様々な新機軸に対して賛否両面から話題を提供した前作『爆竜戦隊アバレンジャー』への反省から、本作は5人編成(女性メンバー2名)のオーソドックスな構成でスタートした。

また時代設定は現代(2004年度)であるが、人類が既に宇宙に進出し、宇宙人と日常的に交流を持っている“近未来的”社会な架空の世界観を舞台にストーリーが構築されている。

これまでの戦隊メンバーや関係者でも警察に関わる立場を持ったものはいたが、シリーズで初めて明確に警察をモチーフにして制作された作品である。そのため、本作は刑事ドラマを意識した造りになっている。特にシリーズ構成面では、敵組織を設定せず、毎回、宇宙警察地球署の刑事達が異なる事件を捜査していく、1970?80年代の刑事ドラマでは主流だった「一話完結」の手法がとられた。これはシリーズを通して一つのドラマを綴っていく傾向が強かった当時の特撮テレビドラマでは異例であった。またブルーがリーダーなのは初めてである。[1]

視覚的な特徴として、女性メンバーのスーツがスカートを模したものでなく、男性キャラクターのものと共通仕様になっている点が挙げられる。

また、各エピソードや登場人物のキャラクターには、随所に『太陽にほえろ!』『Gメン'75』『特捜最前線』など1970?80年代の名作刑事ドラマへのオマージュが込められている。もともと、スーパー戦隊シリーズの企画に当たっては、刑事ドラマの古典『キーハンター』が意識されており、結果的に「異なるスキルを持つ者たちがチームを組み、力を合わせて困難を克服する」(「概要」より)という原点への回帰にもなっている。

同シリーズにおける近年の巨大ロボットの戦闘シーンではCGを中心とするスタイルに移行しつつあったが、今作では「CGに頼り過ぎない」のと「質感重視」の方針から、昔ながらのミニチュアを用いた手法を併用しており話題を呼んだ。

本作以降の戦隊シリーズでは、『女性メンバー2人』の設定が非常に多くなる。これは、海外でパワーレンジャーを製作するにあたっての配慮とも考えられる。詳細については、解説を参照。また、本編終了後の『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』では、海外版の『パワーレンジャー・S.P.D.』の装備を登場させるという、言わば逆輸入の方式が初めて見られた。

デカレンジャーチームのメンバーの苗字は内外の推理小説作家から、名前はお茶から、ドギーら宇宙警察高官の出身惑星名はエジプト神話からヒントを得ている。また、デカレンジャーは変身前も変身後もお互いをニックネームで呼び合っている。

オープニングのタイトルコールは18話のみ、京都ロケということもあり、「特捜戦隊デカレンジャー!(と、5人で叫んだ後に少し間を空けて)どすえ(と、木下と菊地が落ち着いた声でタイトルコールをしている)」になっている。 他にも最終回一話前の49話はOPでのキャストのカットが新たに録りおろしになっていたり、最終回のみOPナレーション「5人の刑事たち」が「6人の刑事たち」になっていたりと凝った点が多い。

オープニングテーマはアニメ作品を中心に活躍するロックデュオ・サイキックラバー、エンディングテーマは『ジャッカー電撃隊』以来の登場となるベテラン・ささきいさおが担当したが、新しい試みとして、17話以降ヒロインがメインの回では通常とは別のエンディングテーマ(ヒロインの2人を演じる木下と菊地が、ヒーローを演じる載寧・林・伊藤をコーラスに従えて歌う)が使用されている。なおヒロインのコンビは、その17話のタイトル「ツインカム エンジェル」の名で呼ばれ、人気を博した。

本作における『デカレンジャー』という名称は、宇宙警察そのもの、またはその捜査官を指すものであり、本編中では初期メンバー5人以外にも多くの戦士が登場している。前半で上官のドギーがデカマスターに変身できる事が判明(変身する機会は抑え目)。その後、シリーズ初の7番目に当たる戦士であるデカブレイクも登場。よってシリーズ初のレギュラーが7人の作品となった。この7人以外にも、2話のみ登場したデカスワン、1話のみ登場したデカブライト、劇場版で一瞬だけ登場したデカゴールドと、計10人の『デカレンジャー』が登場し、最終回では8人が一度に会した。

なお、本作では各話を示す単語をEPISODE(エピソード)と称している。 ちなみにスーパー戦隊シリーズでは珍しく(この作品はフィクションです。実在する登場人物や団体とは一切関係ありません)というテロップがかけられたことでも有名。

キャスティング
特徴の項目でも述べたように敵組織が設定されていないため、例年に比べレギュラー出演者は主人公側、敵側ともに少なめだが、それだけにキャスティングは要所を締めつつもオールドファンを意識した陣容になっている。

地球署の刑事たち以外のレギュラー陣で唯一顔出し(俳優自身が出演すること)の地球署エンジニア・白鳥スワン役には、元アイドル歌手であり、近年は女優としても活躍する石野真子が起用された。スワンは、企画段階で設定されていた「小料理屋のママ」と、菅原文太をイメージしたというエンジニアを統合したキャラクターであり[2]、石野は自身の独特な雰囲気で演じ切って、強力な存在感を示した。

毎回のゲスト俳優には、『仮面ライダークウガ』でバラのタトゥの女を演じた七森美江、『仮面ライダーアギト』で木野薫=アナザーアギトを演じた菊池隆則と、過去の特撮からのゲスト出演が多い。また、毎回のゲスト声優も、主力級からバイプレーヤー、ベテラン、ダンディ坂野のようなお笑い芸人(彼は人間態も演じた)など幅広く動員された。さらには忍者戦隊カクレンジャーの土田大と「激走戦隊カーレンジャー」の岸祐二ら戦隊ヒーローOBらが出演し、個性豊かな異星人を演じている。41話では名探偵コナンでもお馴染みの高山みなみがアサシン星人ジンギ役を演じて話題になった。ベテラン声優が特撮の悪役を演じるのは昔からあったが、一話完結で各話のインパクトが強い当作ではゲスト声優が大きなポイントになった。

何よりも、地球署々長ドギー・クルーガー役の稲田徹、アリエナイザーに武器などを卸す商人エージェント・アブレラ役の中尾隆聖の好演は特筆するべきだろう。特に稲田のドギーに対する惚れ込みは尋常ではなく、スーツアクターの日下秀昭、マスク部の操作を受け持った神尾直子との三位一体で、歴代名作刑事ドラマのリーダーたちを彷彿とさせる「ボス」像を作り上げた[3]。「地獄の番犬」などのロゴが入った帽子を特注で作ったほどドギー役にのめりこんでいた稲田は、初メイン回のアフレコの前の日は興奮のあまり眠れず、最終回のアフレコでは号泣してしまったという。

スタッフ
前作まで5年連続でチーフを務めた日笠淳が『仮面ライダー剣』のプロデューサーに転じたため、前2作でサブを務めていた塚田英明が東映側チーフプロデューサーに新たに就任。また、テレビ朝日側プロデューサーには、初めて外国人(オーストラリア人)のシュレック・ヘドウィックが起用されている。ヘドウィックはドキュメンタリー畑が長く、本作が初のドラマであった。デカレンジャーのメンバーは任務了解を「ラジャー」ではなく「ロジャー」と発音しているが、これはより英語らしく聞かせようと言うヘドウィックのアイディアによるものだと言われている。他にも、今作はサブタイトルがすべて英語のため、スタッフは度々ヘドウィックに意見を求めに行ったとのこと。ちなみにヘドウィックは日本育ちで、『太陽戦隊サンバルカン』の大ファンで超合金のサンバルカンロボを今でも持っているという。ヘドウィックは本作から『轟轟戦隊ボウケンジャー』序盤までシリーズに携わった。

メインライターは前作『爆竜戦隊アバレンジャー』に引き続き荒川稔久が担当。サブライターでは戦隊メインライター経験者の武上純希、戦隊は初となる横手美智子が脇を固めている。

演出陣ではパイロット監督を渡辺勝也が担当。その他ベテランの辻野正人、坂本太郎に加えこれまでなかなかシリーズで監督専任になれなかった竹本昇、中澤祥次郎が本シリーズにて数々のエピソードを多数演出し、名実ともに戦隊シリーズ演出陣の中枢に食い込むことになった。そしてアクション監督にはこれまでメインの竹田道弘に代わり石垣広文が新たに就任。

チーフ撮影監督には久々に松村文雄が復帰、大沢信吾とともにシリーズの映像面を支えることになった。また『超力戦隊オーレンジャー』終了後は営業に専念していた鈴木武幸が制作統括として復帰している。

評価
特徴の項目でも上げた通り、往年の刑事ドラマの雰囲気を盛り込みつつ戦隊らしさを追及した本作は、戦隊・特撮ファンに限らず高く評価されることが多い。

バンダイの社員の話によると玩具の売上は今ひとつであり(2005年のBUBKAのインタビューより)、実際にも前作『アバレンジャー』のキャラクター収入・130億円から116億円と低下しているが、主題歌シングルは番組の人気に乗り10万枚を突破するセールスを記録する等、玩具以外の商品面は成功を収めた。

放送終了後も、2006年に行われた第45回日本SF大会みちのくSF祭 ずんこんにおいて、第37回星雲賞(メディア部門)を受賞している。これはSFファンが選ぶ優れたSF作品に与えられる賞の一つであり、戦隊シリーズでは初の受賞である。本作によってウルトラマン・仮面ライダーの日本を代表する「3大特撮シリーズ」すべてが受賞した。

物語・諸設定

特捜戦隊デカレンジャーの登場人物
特捜戦隊デカレンジャーの装備・戦力

アリエナイザーの装備
ドロイド
エージェント・アブレラの販売するメカ人間。それぞれ顔に名前に由来するものがついている。

アーナロイド
数の多い安価型ドロイドで、一度に百体近く出現したこともある。武器はナイフと専用の銃。「ウィーン」とか喋れないが言葉は理解できるようだ。
名前の由来は穴からであり、顔に穴がついている。顔のモチーフは小惑星。
バーツロイド
アーナロイドよりも性能が高く、怪重機の操縦までこなす中級ドロイド。武器はX型の剣と専用銃。また、理解不能ではあるものの言葉を話すことができる(第1話でジャスミンが意味を理解していた事から、宇宙語とも考えられる)。
名前の由来は×(バツ)からであり、顔に×がついている。顔のモチーフは惑星。
イーガロイド
ゲド星人ウニーガをモデルに製作された、高い知能と言語能力を備える最高級ドロイド。量産型ドロイドとしては戦闘力が高く、デカレンジャーのメンバーを個々に相手にする場合は互角以上に戦える。武器は細身と大型(外見は未来戦隊タイムレンジャーでタイムレンジャーが使ったスパークベクターに似ている)の2種類の剣イーガソードと専用の銃。また、ウニーガの剣技を元にした必殺技クロスバーストを持つ。デカレンジャーの面々(特にジャスミン)からは、栗のイガの形に似ていることから「イガイガ君」と呼ばれる。
名前の由来は毬(いが)からであり、顔に毬の形の針がついている。顔のモチーフは恒星。

マッスルギア
中盤より登場。エージェント・アブレラの販売する戦闘強化服。マッスルブレスのボタンを押すことで装着する。 脅威的なパワーと装甲を誇り、さらに光学迷彩で姿を消す機能も備えている。初登場時はデカレンジャー5人が全く歯が立たないほどの性能を発揮した。その後も度々改良を加えられつつ登場。最終決戦では、パワー、スピード、防御、剣術と、特定の分野に特化したハイパーマッスルギアが登場した。

怪重機
エージェント・アブレラの販売する巨大マシーン。商品というだけあって同型機が複数出てくることも多く、本作品の巨大ロボット戦を特徴的なものにしている一因ともなっている。パイロットはアリエナイザーであるケースと(この場合、搭乗した相手にそのままジャッジメントが下される)、アブレラの命によるバーツロイド、イーガロイドなどのメカ人間の場合とがある。尚一部の機体にはジャスミンが命名したアダ名が付いている。

2009年02月08日

モラル・パニック(Moral panic 、道徳パニック、道徳恐慌)

モラル・パニック(Moral panic 、道徳パニック、道徳恐慌)とは、「ある時点の社会秩序への脅威とみなされた特定のグループの人々に対して発せられる、多数の人々により表出される激しい感情」と定義される[1]。より広い定義では、以前から存在する「出来事、状態、人物や集団」が、最近になってから「社会の価値観や利益に対する脅威として定義されなおされる」ことと言える[2]。
浜千鳥 トーイング オープ ロースト キャリア サード ハワイ国内 ウィフト センシー パック クガイソウ ナイフ 蒼い時刻 ソムリ フレキシ ダーク チリパ ムクゲ ファイヤー フット スピロ フライ アイス ダビング 恋のもだえ マカルー ヒナゲシ かご ロード ヤツデ いまどき いかだし マラヤ ウルナビ プレーヤー パーテ ダイアル ガイドつげ マッチ ジハード スタック ソーダ ビーナス キンシャ トクルフト パテントレ フェオ うみう ジクス フェニキア

モラル・パニックとは、ある種の文化的行動(多くの場合サブカルチャーに属する)や、ある種の人々(多くの場合、社会的・民族的マイノリティに属する)に対して、世間一般の間に「彼らは道徳や常識から逸脱し、社会全般の脅威となっている」という誤解や偏見、誇張された認識が広がることによって社会不安が起こり、これら「危険な」文化や人々を排除し社会や道徳を守ろうとして発生する集団パニックや集団行動である。モラル・パニックは、少数の人々に対する、多数の人々(必ずしも社会の多数派というわけではない)による激しい怒りという形をとる。

架空の例であるが次のようなものがモラルパニックである。社会に急速に携帯電話が普及したことにより、若者が携帯電話などに熱中することへの懸念が中高年の間で広がるとする。やがて「若年犯罪の増加や少女売春の増加は、携帯電話による人間関係や脳組織の劣化が原因だ」というようなセンセーショナルな説がメディアなどを通じて蔓延し、保護者の間に携帯電話に対する恐怖や社会不安が発生する。不安の高まりの結果、携帯電話の害悪を訴えて携帯電話を子供から取り上げたり、携帯電話販売を禁止したり携帯電話サイトを一律閉鎖したりする運動が社会全体に一気に広がる。この社会不安と運動はモラルパニックである。

これらのパニックは社会問題や俗流若者論などを取り上げるメディアの報道により火が付くことが一般的であるが、半自然発生的にモラル・パニックが起こることもある。集団狂気(マス・ヒステリア、mass hysteria)はモラル・パニックの要素となりうるが、集団狂気とモラル・パニックの違いは、モラル・パニックの場合は人々の持つ道徳性によって燃え上がり、普通「純粋な恐怖」というより「怒り」として表現されることである。社会的・文化的価値観を覆すものに対する静かな不安が広がっている時に、怒りを表現してパニック的運動を発生させる人々は「道徳事業家」(moral entrepreneurs、アメリカの社会学者ハワード・S・ベッカー Howard S. Beckerによる造語)と呼ばれる人々であり、その標的となるのは「フォーク・デビル」(folk devil、「民衆の悪魔」、社会からよそもの視される人々で、民話や噂話やメディアなどでさまざまな害悪の原因として非難される)と呼ばれる人々である。

モラル・パニックとは社会に緊張を起こすような論争の副産物でもあり、またモラル・パニックに対し疑問を呈することは社会の敵を擁護するものとしてタブー扱いされ、公の場での論争ができないこともある。

モラル・パニックは、社会が共有してきた価値観や規範に対する脅威が知覚されたときに、人々がその「脅威」を思い巡る事で起こるものである。普通、これらの脅威はマスメディアによる大々的報道に刺激されるか、社会の中の噂・言い伝え・都市伝説などによって刺激される。モラル・パニックはさまざまな結果を残すが、最も痛ましいものはパニックの中にいる参加者に対する「免状」である。彼らの行いはマスメディアによる観察や報道に正当性を与え、それゆえマスメディアに見られている/支援されている彼らは集団心理によって激しい活動に向かって突き進んでしまう。

起源
「モラル・パニック」という言葉は1972年、英国の社会学者スタンリー・コーエン(Stanley Cohen)によって生み出された。彼は著書『Folk devils and Moral Panics (フォーク・デビルとモラル・パニック)』に於いて、1960年代の英国でマスメディアがモッズやロッカーズといった荒れる若者達をどう報道しどう過剰反応したかを記述する際にこの語を使用した。しかしコーエン以前に、彼の同僚であるジョック・ヤング(Jock Young)がロンドンのノッティング・ヒルでドラッグを吸う人々に対する社会の反応を「モラル・パニック」と表現した例がある[1]。

モラル・パニックという言葉は比較的最近にできたものだが、多くの社会科学者は1925年に開始された「ミドルタウン・スタディーズ(Middletown studies)」というアメリカ合衆国の都市についての事例研究(case study)に、この現象に関する最初の深い研究が含まれていた、と指摘している。この研究で、研究者達は、アメリカの小さな町の社会的・宗教的指導者達が、当時の最新技術であるラジオや自動車を「非道徳的な振る舞いを起こすもの」として非難していたことを報告している。例えば、この研究の際にインタビューを受けた牧師は、自動車を「車輪のついた売春宿」と表現し、この新発明を教会に出るべき時間に街の外へドライブに出かける手段を市民に与えるものとして非難している。

スチュアート・ホールらは、『Policing the Crisis: Mugging, the State and Law and Order』(1978年)において、アメリカで発生していた路上での強奪(mugging)がイギリスにも出現したことに対する社会の反応を研究し、コーエンの「モラル・パニック」を援用して、「上昇する犯罪率」の議論は、社会の管理化を行うイデオロギー上の機能を果たしていると理論づけた。ホールの考えでは、犯罪に関する統計は政治的・経済的目的で歪められ、「危機を取り締まる」ことへの大衆的支持を作りだすためにモラルパニック(例えば、路上強奪に対するモラルパニック)が起こされるとし、メディアはそのためのニュース生産に中心的役割を果たすとした[4]。

パニックの進行
モラル・パニックにはコーエンのいう「逸脱を増幅するスパイラル」という要素、すなわちメディア批評家の定義によれば「反社会的行動に分類される出来事やその他望ましくない出来事についての報道が更に次の報道を起こし拡大する螺旋状の進行」という要素がある。

関心 - モラル・パニックが起こるには、まず世間に、疑わしい集団や文化は社会に対し悪影響がありそうだ、という認識があることが必要である。
敵意 - そうした集団や文化に対する敵意が高まり、「フォーク・デビル」へとされてゆく。「やつら」と「わたしたち」の明確な区分が形成される。
合意 - 国民的なものとはならないまでも、「これらの文化や集団は社会に対する現実的な脅威である」という認識が広まり受容される必要がある。このとき、「道徳事業家」たちの声が大きく、その一方で「フォーク・デビル」の声は社会に届かず組織化もされていないことがモラル・パニック発生には重要である。
不均衡 - 大衆は、非難されている集団が持つ実際の脅威に比べて不均衡な統計を与えられる。
揮発性 - モラル・パニックは揮発性が高く、激しく燃え上がるが終わる時も早く、大衆やメディアの関心は次の事件やニュースへ向かう[1]。

批判
『フォーク・デビルとモラル・パニック』で、コーエンは「モラル・パニック理論」に対して起こった批判について概要を述べている。そのうちの一つは「パニック」という言葉に関するもので、この語が不合理さや混乱などの意味を内包してしまっているというものだった。コーエンは、パニックという語はメタファーとして使った時にはぴったりくる言葉だと主張している。他の批判は不均衡性に関するもので、ある文化や集団に対する不均衡な反応の「不均衡」とはどれくらいの程度のものか、測る方法がないことを問題としている。コーエンが同書で述べているフォーク・デビルの例のうち、すべてが弱者であったり不当に中傷されたものであったりしたわけではないことを批判する者もいる。Jewkesは「モラリティ」という語に関する問題、この語が「モラル・パニック」論において疑問なしに受容されている問題を挙げている[5]。

モラル・パニックの例
実例や仮説が広まることによって、多くのモラル・パニックが起こっている。ただし、これらの事象を「モラル・パニック」とみなす立場と、正当な社会的運動とみなす立場には対立があるため、決着のつかない議論になる場合があることに注意したい。

法により線引きをすることは可能ではあるが、かつて魔女狩り裁判、奴隷制度を認める法や禁酒法などが存在したのも事実であり、普遍的なものではない。モラル・パニックが広がることにより、犯罪の取り締まりの強化や行政上の変化、さらには法制にまで影響をもたらすこともある。

古いもの
魔女狩り
ホワイトスレイブリ(19世紀後半?20世紀初頭)
若い女性をさらって性的奴隷のため売り飛ばす商売があるという噂が広がり、中国系移民やユダヤ人がその首謀者として攻撃を受けた。
血の中傷(Blood libel)
子供などを生贄にして殺し、その血を宗教的儀式に使っているという主張。反ユダヤ主義に関して長年、ユダヤ人を非難するために流布されてきたが、他のあらゆる宗教的異端者も中傷の標的となっている。
ホモフォビア(同性愛に対する嫌悪、恐怖)
同性結婚に対する反対も含まれる。
混血・移民などに対する恐怖・差別、ユダヤ人に対するポグロム
小説や演劇、映画などの害悪
1930年、アメリカでギャング映画の隆盛に対する宗教団体などの非難が高まり、アメリカ映画製作配給業者協会(MPPDA、現在のMPAA)は自己検閲のためヘイズ・コード(Hayes Code)と呼ばれる映画製作倫理規定を策定、1934年からすべての映画に対し厳格適用されることになった。こうした自己検閲は1966年の廃止まで続き、アメリカ映画の勢いを少なからず殺いだ。
アルコールに対する、宗教や女性よりの批判
1920年?1933年の間、アメリカ合衆国においていわゆる「禁酒法」として具現化。

20世紀半ば以降
コカイン中毒(20世紀半ば)
その他、ヘロイン、LSD、マリファナ、メタンフェタミン(ヒロポン)、覚醒剤、大麻等様々な麻薬が社会悪の根源として非難された。
アメリカン・コミックスが不良化や犯罪に与える影響(1950年代)
アメリカのコミック業界の表現自主規制を招き、コミック文化の後退につながった。
共産主義が社会に与える脅威(1950年代)
赤狩りはマッカーシズムで頂点に達した。
モッズ、ロッカーズ
異様な出で立ちをした若者に対する恐怖が1960年代の英国に広がった。アメリカの影響を受けた特異なユース・カルチャーは世界的に敵視されており、日本でも太陽族やみゆき族等を社会の脅威として見る報道も存在した。
ロックンロール、ロック、ヒップホップ、レイブ、その他新しく流行する大衆音楽、ダンス
新しい音楽が広まるたびに、卑猥なダンス、暴力的な歌詞や猥褻な歌詞に対する反発や恐怖、青少年への悪影響の懸念、排斥運動が広がっている。
漫画・アニメーション
1950年代?60年代に「漫画を読むと馬鹿になる」「差別等を肯定する描写」等として焚書が行われた。2000年以降、「暴力や性の表現が、児童のいらぬ興味をそそる」として再び非難が出ている。
タバコ・喫煙
受動喫煙などが問題視されるようになって以降、公共の場所の全面禁煙化・タバコ製品に対する健康に悪影響を及ぼす旨の警告表示の義務化・重税化(値上げ)等が行われている。

20世紀後半以降
カルト宗教に関する論争(1970年代)
バックマスキング(Backmasking、1970年代?1980年代)
音楽を逆再生すると悪魔崇拝的な隠しメッセージが出る、あるいはロックなどに逆回しの隠しメッセージが仕組まれていて潜在意識に作用するという噂が恐怖を引き起こした。
保育園などでの性的虐待の可能性に対する社会的恐怖(1980年代)
悪魔崇拝者らの儀式的虐待
1980年代以降、アメリカの特に宗教に熱心な地域社会で恐怖が広がり、悪魔崇拝者のレッテルを貼られた者に対する攻撃が広がった。
ロールプレイングゲーム(『ダンジョンズ&ドラゴンズ』など)に現れる異教的要素に対する懸念
コンピュータゲーム
その中毒性や、暴力的・残虐な内容がしばしば保護者の攻撃対象になっている。日本においてはゲーム脳問題も世間に流布し、子供が突然切れたりコミュニケーションが劣化したりするのはゲームのためだとする議論が広がり、ゲーム規制への期待が社会に高まった。
おたく、秋葉系
1980年代末に埼玉県周辺で起こった連続幼女殺害事件以後、しばしば幼児に対する犯罪が起こるとその犯人像として取りざたされる(例:フィギュア萌え族)。
ユダヤ陰謀論
1980年代半ば以後の日本で、主に書籍を中心に起きた、ホロコースト否定説やユダヤ人世界支配戦略説など。

20世紀末以降
少年犯罪の増加・凶悪化
日本では少年犯罪が統計では減少しているにもかかわらず、1997年の神戸連続児童殺傷事件以降センセーショナルに報じられるようになった。そして、特に2000年頃からは17歳の少年の犯罪が盛んに報道された。この事は日本政府を動かし、少年法改定の推進力となった。また犯罪全体に対する厳罰化と死刑制度の支持・存続を求める声も増加している。
ニート・フリーターバッシング
バブル崩壊後の長期不況で有効求人倍率が著しく低下した社会状況の中で、若者が正規雇用にありつけず、非正規雇用(派遣、請負、アルバイト)や失業・ニートの状態に置かれることを余儀なくされているにも関わらず、社会環境の問題としてではなく、フリーターやニートの努力が足りないためだとの批判的報道・言動が新聞・TVなどで評論家や学者から繰り返し語られて、フリーター・ニート叩きが社会全体で加速した。
児童ポルノ(特にインターネット上のものが、1990年代以来非難の的となっている)
ペドフィリア(幼児性愛)に対する反発
英国などではタブロイド紙などで反ペドフィリア・キャンペーンが行われており、結果、幼児性愛者と間違われた人に対するリンチも起きている。[1]
学校の安全
アメリカでは1999年のコロンバイン高校銃乱射事件以来、生徒による校内での事件防止のため様々な安全対策がとられたが、しばしば過剰反応も指摘される。また同じくアメリカで、学級崩壊や成績悪化、麻薬取引など校内犯罪の増加に対し、1990年代以降ゼロ・トレランス方式とよばれる厳格な指導が広がったが、熱心な推進派と批判派の間の論争も起こっている。
フーディー(フード付きスウェット)
若者の間で一般的な服装であるが、これが非常に流行している英国では、万引きなど犯罪につながるという不安が広がり反対運動が起きている。
ハッピー・スラッピング
悪戯と称して、行きずりの他人にいたずらや暴行をする映像を撮る行為。英国では社会的不安を起こしている。
クリスマスの世俗化(Secularization of Christmas)
「メリー・クリスマス」の挨拶が無宗教的な「ハッピー・ホリデーズ」に変化しつつある風潮に対し、21世紀に入りアメリカの宗教保守派の間から反発の声が上がり、「ハッピー・ホリデーズ」を使用する企業や人物に対し「宗教的価値観を損なっている」と集中攻撃が行われた。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス
特に英米で10代の若者の多くがMySpace、Facebookに夢中になることへの不安、MySpaceを使った犯罪の恐怖が保護者などに広がり、法的規制が検討されている。

2009年01月23日

レーザーディスクゲーム(Laserdisc Video Game)

レーザーディスクゲーム(Laserdisc Video Game)は、映像表示にレーザーディスクを使用した、テレビゲームのジャンルの一つである。一般に略してLDゲームと呼ばれる。

特殊な仕様が必要とされる事から大部分は業務用の大型筐体ゲームであるが、家庭用製品として1993年にパイオニアが発売したレーザーアクティブ(LD-ROM?、MEGA-LD)が存在する。

筐体の内部に、通常のテレビゲームに必要な基板やモニター以外に、レーザーディスクとそのプレイヤーが内蔵されている。この大きさから汎用筐体ではなく、大形筐体やコクピット型筐体としてと製造された。

ゲームの進行にあわせ、通常のテレビゲームは電子回路から送られるグラフィックをテレビ画面に出力するが、LDゲームはレーザーディスクに収録された、長時間に渡る実写やアニメーションの映像を表示(このため映画やテレビアニメなど版権物のゲーム化も多い)、場合によっては前述のグラフィックを重ね、当時のドット絵のゲームでは不可能だった、細かく美しい映像が表示される。

プレイヤーがゲームの進行にあわせてコンパネ(コントロールパネル。ジョイスティックやボタンの事)を操作すると、ビデオテープなどのテープメディアと違い、頭出ししたい場所をすぐ出せるというディスクのメリットを活かして、該当する別カットの映像をすぐに表示、画面表示の切り替えも違和感無く進める事ができる。

なおこうした仕組みの関係上、(メーカーが同じなら)再生用のディスクとコンパネさえ交換すれば、別のゲームへのコンバートも比較的簡単であり、アーケードゲーム基板に順ずる互換性も持ち合わせている。

短期間での衰退
この節には『独自研究』に基づいた記述が含まれているおそれがあります。解釈、評価、分析、総合の根拠となる出典を示してください。

登場当時は非常に綺麗な映像を使えるテレビゲームとして、大きな期待を背負って登場したLDゲームだが、実際の人気は短いものとなった(ただし逆にアメリカでは大ヒットとなった)。理由としては以下の要素が挙げられる[要出典](ゲーム別に特筆される事情については後述)。

LDの元映像自体は鮮明だったが、テレビゲーム用のテレビ画面では、再生映像が少々ぼやけていた。
アーケードゲームそれも大形筐体という、酷使される条件を想定していなかったため、故障が多発した。
LD映像はプレイヤーの操作によって変化させる事が出来ず(次の映像を変えられるだけ)、ゲーム内容が実際は単なる選択ゲームであり(シューティングゲームであれば、映像内の特定の場所を撃てばいい)、ゲームによっては何百ヶ所も選択があるものの、正しい選択を覚えれえばラストまで簡単に行く事ができ、ゲームの奥行きそのものが浅かった。
LDゲームの一部は、アマチェアを中心とするアーケードゲームコレクターにより保存されているが、通常の汎用筐体用アーケード基板と異なり、前述通り特殊な仕様とサイズを必要とするため、大形筐体や体感筐体同様、かなりコアなコレクターでなければ保有出来ない。

ただしアメリカでは、日本に比べ独創的なゲームが好まれる傾向があるため、その後もLDゲームが出ていたケースが見られた。しかし、コンピュータ・グラフィックスの表現力が向上し、またコンピュータ自身が動画が扱えるようになったことで、LDを使用する必然性もなくなり、更にLD自体が衰退して行ったことにより市場から消えていくことになった。

主なLDゲーム・日本国内メーカー
前述通り予想外のつまづきが大きかったため、アーケードの衰退が日本より一歩早く始まっていたアメリカでは、LDゲームの失敗で傾いたゲームメーカーも多い。なお以下の☆印が付けられたゲームは、実写やアニメなど版権物作品のLDゲーム化、★印が付けられたゲームはオリジナルである。

KASCO
ザ・ドライバー(1982年)★
厳密に言えばLDゲームではなくフィルムを使用したゲームで、LDゲームの先駆けとなる作品。撮影は全て東映が行っている。
開発したメーカーと内部メカニックの構造の経緯でビデオゲームではなくエレメカとして認識されているが、映像ソースがフィルムかLDかの相違なだけで、後に米国のブレントレジャー社が発表した『ストリートバイパー』(1993年)と殆ど変わらない為、広義に捉えればビデオゲームのカテゴリーに属する事も出来る。

SEGA
アストロンベルト(1983年)☆
LDゲーム第1号。発表は1982年に行われている。LDゲームとしては比較的寿命が長かった部類に入る。なお使用されている背景の映像は東映製作のSF映画『宇宙からのメッセージ』と、同じく東映製作のテレビ特撮『宇宙刑事ギャバン』からの流用である。
スターブレイザー(1983年)★
上記の作品のシステムを持った続編。海外では「GALAXYRANGER」の題名でバリーミッドウェイから発売。
アルベガス(1984年)☆
アニメーション映像を使用した。SEGA、雄一のアニメLDゲームだが、映像自体は『光速電神アルベガス』の映像を流用した作品。海外では「CYBERNAUT」の題名でバリーミッドウェイから発売。
GPワールド(1984年)★
二画面を使用したゲーム。『アストロンベルト』、『スターブレイザー』のシステム流用を使ったもの。
タイムトラベラー(1992年)★
ホログラム筐体を使用した国内メーカー久々のLDゲーム。

DATAEAST
幻魔大戦(1983年)☆
アメリカではデータイーストUSAより『ベガスバトル』の名で発売。
幻魔タロット(1983年)★
上記作品をモチーフにした占い機で、映像は全て新規に起こしている。
サンダーストーム(1984年)★
ロードブラスター(1985年)★
キャッシングストーン(1985年・未発売)★
後に『トライアッドストーン』のタイトルでメガLDに移植し、『シュトラール』のタイトルで3DOやセガサターンにアレンジ移植されている。

TAITO
レーザーグランプリ(1983年)★
コスモスサーキット(1984年)★
レースゲーム。アメリカではタイトーアメリカが販売。
マッハ3(1984年)★
マイルスターからのライセンス。
ネオクラ スタンド タックイン グッピー べにま おおつち シモツ タンリム スカッシュ シャイ ネオコン マンハント タロ芋 ダスド チューハイ トーナル けまり ミトン ヒュミント よめな ブレンド ベローズ マラン バッジ ブラック クロチ 街道の扉 フィック ピステ トライ ボーイ カキド ルイベ フルオート プロタミン シャント ロジック ビバーク ワルフ カレンシー ション イワヒバ ファーコ ネメシス ネオカ 影の館 グリー ボンボン ヒーター ドゥー炉

忍者ハヤテ(1984年)★
クリフハンガー(1984年)☆
スターンエレクトロニクスのからのライセンス。
宇宙戦艦ヤマト(1985年)☆
TAITO雄一のレーザーディスクを使用したシューティングゲームだが、映像自体は『宇宙戦艦ヤマト_完結編』、『さらば宇宙戦艦ヤマト』、『ヤマトよ永遠に』を流用したゲームである。
タイムギャル(1985年)★

KONAMI
バッドランズ(1984年)★
ガンシューティングゲーム。アメリカではセンチュリー(Centuri)社から発売。
マックスマイル(1984年、未発売)

UNIVERSAL
ドラゴンズレア(1984年)★
スペースエース(1984年)★
上記2作品はシネマトロニクスからのライセンス。
スーパードンキホーテ(1984年)★
トップギア(1984年・日本未発売)★
トップギア2(1985年・日本未発売)★
キャプテンザップ(1985年・日本未発売)★
スペースドラキュラ(1985年・未発売)★
アドベンチャーオブミスターDO(1985年・未発売)★

FUNAI
インターステラ(1983年)★
エシュズオルンミラ(1985年)★
インターステラ_ザンガス(1985年)★

NEWジャトレ
THE・野球拳 ★
かつてはLD制御用として筐体内にMSXが入っていたのは有名。近年ではDVD媒体で新作がリリースされる事が2007年のAMショーで発表された。
他にも日本物産や三木商事、セイブ開発(CATS名義)による実写動画による脱衣麻雀も広義に解釈すればLDゲームのジャンルとして捉える事も出来る(実際に脱衣麻雀にレーザーディスクを媒体として使用したのは日本物産だけであるが)。

主なLDゲーム・海外メーカー

シネマトロニクス
ドラゴンズレア(1983年)★
アニメの原画はディズニー出身のアニメーターが描いていた。同社はベクタースキャンゲームばかり出していたアメリカのゲーム会社として有名(詳細は「ベクタースキャン」を参照)。同社は既に会社更生法が適用されていたが、このゲームは通常のアーケードの何十倍も儲かった為、持ち直すのではないかとも言われた。
スペースエース(1984年)★
上記のアニメスタッフによるSF作品。

アタリゲームズ
ファイヤーフォックス(1984年)☆
テレビゲームの老舗・重鎮であるアタリとしては珍しく、最後初となった(アタリショックの影響による遅れもある)。これもレーザーディスクゲームとしては人気の高かった作品。
コップス(1994年)

バリーミッドウェイゲームズ
ASTRON_BELT(1983年)☆
「ASTRON_BELT」はアメリカ合衆国では、SEGA→セガ・グレムリンをバリーが買収→バリー=ミッドウェイゲームズの流れで発売された。
GALAXY_RANGER(1983年)★
CYBERNAUT(1984年)☆
GPワールド(1984年)★
これらの上記4作品はセガからのライセンス。
NFLフットボール(1983年)★

ウィリアムス
ブラスター(1983年)★
スターライダー(1984年)★
デバステイター(1984年)★

マイルスター
同社はピンボールの老舗であるゴットリーブ社がテレビゲーム『Q*Bert』で成功した後、変更した社名である。

マッハ3(1983年)★
空戦ゲームで、日本ではTAITOから発売。画像処理にIntel8088を使用するなど、前評判は高かった。だが、このゲームは注文が数千台もキャンセルされてしまった。
USvsゼム(1984年)★
同社は『マッハ3』の注文キャンセルなどLDゲームの不振が原因で、訴訟まで起こしたものの、結局会社は消滅(整理)させられるに至った。ゴットリーブブランドのピンボールは、マイルスターの元重役が創業したプリミア・テクノロジー社に受け継がれたが、テレビゲームは受け継ぎ先が存在せず、消滅した。

スターンエレクトロニクス
クリフハンガー(1983年)☆
日本ではTAITOが1984年に発売。
使用映像は日本アニメ映画の『ルパン三世 ルパンVS複製人間』と『ルパン三世 カリオストロの城』。
ゴーアルトゥーゴー(1984年)★
アトミックキャッスル(1984年)★

アメリカンレーザーゲームズ
マッドドッグマックリー(1990年)★
日本ではCAPCOMが1992年に販売。★
フーショットジョニーロック?(1991年)★
スペースパイレーツ(1992年)★
ギャラガーズギャラリー(1992年)★
マッドドッグII ザ・ロストゴールド(1992年)★
クライムパトロール(1993年)★
日本ではナムコが販売。
ドラッグウォーズ(1993年)★
ファストドローショーダウン(1994年)★
ザ・ラストバウンティハンター(1994年)★
以降は映像媒体にLDでなくDVDを使用する様になった。

その他
キューブクエスト(シムトレック、1983年)★
セレイヤーズクエスト(RDIビデオシステムズ、1984年)★
フリーダムファイター(ミレニアムゲームプロダクツ、1987年)☆
使用映像は日本アニメ映画の『銀河鉄道999_(劇場版)』と『さよなら銀河鉄道999_アンドロメダ終着駅』。映画では見られない未使用シーンが見られる。
ドラゴンズレアII_タイムワープ(リーランド、1991年)★
ストリートバイパー(ブレントレジャー、1993年)★
日本国内ではナムコが100台輸入販売した。

2009年01月16日

伊勢の産品の生まれとされる

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平清盛は、伊勢の産品の生まれとされる。葛原親王の子の高見王の子平高望(たいらのたかもち)の子孫で、坂東の桓武平氏の流れを汲む伊勢平氏の一族。

桓武天皇?葛原親王?高見王?平高望?平国香?平貞盛?平維衡?平正度?平正衡?平正盛?平忠盛?平清盛
平忠盛の長子。『公卿補任』の記事から逆算すると、元永元年(1118年)の誕生となる。『平家物語』では白河法皇の寵愛を受けて懐妊した祇園女御が、忠盛に下賜されて清盛が生まれたとなっているが、『平家物語』の成立は鎌倉時代以降であり、祇園女御は当時40歳を越えていたと推測されることから信憑性は薄い。

『中右記』保安元年(1120年)7月12日条には「伯耆守忠盛妻俄に卒去すと云々。是仙院の辺なり」という記事があり、忠盛の妻が仙院(白河法皇)の周辺に仕えた女房だったことがわかる。名や出自が記されておらず身分は高くないと思われるものの、この女性が清盛の母の可能性がある。

白河法皇落胤説
明治26年(1893年)になって、滋賀県・胡宮神社所蔵の文暦2年(1235年)の日付を持つ『仏舎利相承系図』が発見されたことで、祇園女御の妹が白河法皇の寵愛を受けて懐妊後に、忠盛に下賜されて生まれたのが清盛であり、母が亡くなったので姉の祇園女御が猶子として養育したという説が有力となった。

系図凡例 太字は嫡流、=は婚姻、─は実子、--は養子

白河天皇 池禅尼=========忠盛=========祇園女御?
  |         |        |   |
  |         ┌┴─┐  ┌──┬┴─┐ |
  |        家盛 頼盛 経盛 教盛 忠度 |
鳥羽天皇                     |
  |    ┌───┬───┐        ┏━┷━┓
後白河天皇=滋子  時忠  時子=======┃ 清盛 ┃=======高階基章女
     |           |     ┗┯━┯┛  |
     |   ┌──┬──┬─┴┐     | ?  ┌┴─┐
    高倉天皇=徳子 宗盛 知盛 重衡     | 清貞 重盛 基盛
        |    |  |    ┌──┬┴─┐  |  |
      安徳天皇  清宗 知章   維俊 知度 清房  |  行盛
                ┌──┬──┬──┬──┬─┴┬──┐
               維盛 資盛 清経 有盛 師盛 忠房 宗実
               |
               六代

平忠盛:父
祇園女御:母?
池禅尼:継母
兄弟
平家盛
平経盛
平教盛
平頼盛
平忠度
高階基章娘:妻
平重盛:長男
平基盛:次男
平時子(二位尼)平時信娘、時忠姉:妻
平宗盛:三男
平知盛:四男
平重衡:五男
平徳子(建礼門院):高倉天皇中宮
常盤御前:側室
女子(廊御方)
生母不明の子女
平維俊(六男)
平知度(七男)
平清房(八男)
平盛子:近衛基実室
平寛子:近衛基通室
女子(藤原成憲室、後花山院兼雅室)
女子(藤原信親室、後冷泉隆房室)
女子(坊門信隆室)
養子
平清貞(実父中原師元)
平清邦(実父藤原邦綱)

脚注
^ なお、この言葉は清盛の妻・時子の弟平時忠の言葉であり、清盛自身はこのようなことは言っていない。
^ この説を支持する本に高橋昌明『平清盛 福原の夢』(講談社、2007年)など。高橋は清盛の出世の速度が異常に速かったことをその傍証として挙げている。この当時、大臣になることができたのは、摂関家・その同族とみなされた村上源氏・新たに天皇の外戚となった閑院流に限定されていて、功績があったとはいえ清盛が大臣に昇進したことは極めて異例だった。